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2015年11月20日金曜日

ASAHI Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/28

PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/28

広角単焦点レンズって発売から30とうん年以上過ぎた中古品でもなんで
こんなに高いのだろうか?

auctions.search.yahoo.super-multi-coated+TAKUMAR+28mm

今回のこれ、MF単焦点、残念なジャンク品でした。
購入時のジャンク理由 : 絞り羽根の不作動。

 絞り羽根=>絞りリングの位置にかかわらず開放のまま・・・、
           閉まらないので完全ジャンク品でした。

  でもまぁ、絞りは開いていれば写真は撮れます。。

マウント部に取り付けロックピンがあるのでこの仕業かとも思いましたが違いました。
通常このピンを押し込んでいないとAUTO-MANの切り替えレバーが動かない。

発売からうん十年経っているにもかかわらず、
まともなこの良品レンズ、中古良品は結構なお値段がするのです。

内部にも大きなゴミやカビ、クモリは無い、実用には問題ない良品なので、
非常にもったいない一品。(結局、買ってしまったのですが!)


外観も大きなキズも無く素人が使うなら極上品のレベル!!

分解して、修理、いじろうと思って・・・・そして、何と!!絞り羽根、きたぁ~~~!
ガチャガチャいじってるウチになんでだか動くようになった!!(爆)

何らかの要因で固着していたのでしょう?? 絞りは正常になって、ランクは極上品レベル!
今は、何の問題なし。(ラッキー!!!)

M42-M4/3のアダプターで使うと完全にピントのオーバーインフ ~無限遠が行きすぎてます。

一応確認のためフロントの化粧板~フィルターリングを外して、
M42-PK アダプターを取り付けて専用調整台(PENTAX K2)につけて無限遠調整を試みる。

調整ビスを触る前に、実際に無限をK2のファインダーで確認してみた。~んん、合ってみたい!!


こっちのK2台で見る限りでは、 ほぼ合ってるので、FOTGAのアダプターの仕上げ精度が悪い。
= 今一、というか出ていないでオーバーインフで∞(無限)が手前になる。 

これは、CHINA品質?であることが判明しました。
まぁ、安いから仕方ない。(900円送料込みだから。~爆安~)

まぁ、どんなM42レンズを付けても使えるように、オーバーインフ気味で設計されている、
 ~> というのが正解なのかも知れません。(勝手に良いように理解しておく。)

まぁ、M4/3でピントはオーバーインフしてても、
ライブビュー拡大でフォーカスを追い込めるので良しとしましょう。
目一杯奥までピントリングを廻しても無限が出ないより遙かにマシであるから・・・

バラしたついでにヘリコイドグリスをチョット給油して(届く範囲)組み戻す。
このプチ分解はむだな作業では無かったですね、絞り羽根が治ったのだから!!!

そして運良く大変お安く仲間に加わった、脱ジャンクレンズ、使える1本になりました。
これもまた、非常にイイ画を吐き出してくれるのです。 <その他画像>

最新デジタル一眼はお高い。そして製品の世代交代は驚くほど早い。
AFの合焦速度と精度が競われてますけど。 高いのは買えないし要らない。

あえて忌々しい面倒なMFで写真を撮ってみませんか?
チョット絞ってレンズの被写界深度内(深度メーター)に被写体を入れてしまえば
AF合焦時間はゼロです。(パンフォーカス/ディープフォーカス)

この深度メーターがカッコイイ!!! 今どきのAFレンズには書いてありません。
カメラから制御したりするので絞りリングさえ無いレンズもありますね。

絞りF8 この設定で 1.5m ~ ∞(無限) まで、広範囲がほぼ合焦。
非常に使いやすい、手抜きフォーカス・モード、動いている被写体にシャッター切り放題。

きっちりピントを合わせても良し、じっくり狙った1枚はきっとステキな写真になる。

MFでしかピントが合わない反面、AFモーターを使わないのでカメラの電池が超長持ち節電運用!!!
単焦点レンズのキレキレ画質はズームレンズでは出にくいでしょう・・・

各社、お手持ちのデジタル一眼レフでM42用マウント変換アダプターを使って安く買える
中古レンズで古玉遊びいかがですか?

全ての動作を保証するものではありません。ご使用は自己責任で。





午後の陽を浴びて金色に輝くイチョウ(2015年のヤツです)