ページ

2016年6月22日水曜日

smc PENTAX-M 1:2.8 28mm (Ⅱ)

smc PENTAX-M 1:2.8 28mm (Ⅱ)←区分のため勝手に付けてますのでご了承ください 

破格値で中古ジャンク品だけど買ってみた。
レンズ単体のみ付属は内部のカビ&ゴミ以外、無しでしたが、ヒマを見て整備していく。
ホコリだらけの外観は丹念に古歯ブラシでホコリを取っていき、アーマーオールを薄く塗布する。 

AFが使えるこのクラスの単(短)焦点レンズは、かなり高額で我が財政では射程範囲外なのです。

内部はかなり小ゴミが目立ちます、カビは見えづらいです、うす曇りも写真で撮りにくいですね・・・
分解してゴミ清掃、、カビキラーでカビ退治、ギヤにシリコングリスを少し給油して組み戻した。
ピント環は、購入時よりだいぶ固くなりましたが、個人的にはもっと重い方が好きですけど。
(ピント環をグルグル回す運用は原則しないのでガッチリ重い方が好都合です)

バル切れとかの修理はできないけど分解清掃/カビ除去程度の整備はできる。
幸い、この固体は7群7枚の構成で貼り合わせレンスが使われていないのでバル切れは起きない。

根気よく全レンズを分解して拭き上げて組み戻すだけなので、カニ目レンチ吸盤オープナー
タコ棒精密ドライバー等、道具さえあれば何とかなる。(あと、少しの慣れが必要ですが・・・)

作業部屋が汚いので、組み戻す際に空気中に浮遊している極小ゴミが入ってしまったが、
(Ⅰ)型と同じように分解してゴミ除去+カビキラーでカビ退治して組み戻しました。

格段にクリアになった。素人が遊びで使うのだからこれで充分な光学系に仕上がりました。

正確なところは不詳ですが販売期間も短く、市場に出た球数も前期型に比べ格段に
少ないとかで、綺麗な個体で残って居るのは結構な貴重品らしいのです。

長い間、探していましたが、やっと手許に1本きました。
購入金額は野口英世3名様のご案内で数百円のお釣りでした。(安!)

以前買った こちらのレンズは前期型 (=(Ⅰ)とします)ですが、今回入手のこちらは、
後期型(=(Ⅱ)で勝手に区別)

前期型との違いは前面の飾りリングにシリアル番号が無いこと、ピント環はプラスチックで
大きさ(全長もやや長い)前期型の金属鏡胴に比べてかなり安っぽいこと。(=コストダウン?)

安っぽいけど以前のモノより画ガイイらしい!(という、もっぱらの評判)~(とは何なんだ!)

前期とは光学設計が変更されているということで画質が向上したとの記事も目にしますが、
実際、どうなんでしょう・・・? どこかに実写レポートもありましたが勝手にリンクも
貼れないので興味のある方は探してみてください。

やはり、使うのはこの設定で・・・。  絞り F8 & 距離環センター 3m この位置により、
1.5m~∞(無限遠)までの被写界深度の深さが魅力。=パンフォーカス(ディープフォーカス)
全域、絞り優先でいい。

デジカメ使用でAFモーターを使わない(どのみち動かない)のでハイパー省電力の運用が可能です。
1.5m~無限遠の範囲では全域でピントが合う(=概ね合う)

ズームレンズとは違い短いレンズを付けて機動性バツグン、サッと出してパッと日常を
切り撮るのには都合が良いと思います。

時間が取れれば持ち出して試写してみます。(駄作写真にご期待無用ですが。)

その前に、49Φの保護フィルターを見つけないと。。。どこかに1枚くらいあったか気がするなぁ??

<試写> 某公園、林の中の東屋

露出がアンダーでしたが雨の雰囲気で・・(掲載の都合でデータ縮小) 

まぁ、オーバーで白飛びすると どうにもなりませんが、アンダー気味に撮って
おけば何とかなるのですよね・・・

なかなか、よく解像しています。 2千円台のレンズなので申し分ありません。




  




0 件のコメント:

コメントを投稿