ジャンクレンズ smc PENTAX-M 1:2.8 28mm (前期型) (後期型はこちら)
中古販売価格平均=$53.54(@2015/4 今後、変動する場合が有ります)
2015/1月現在$60 値上がり傾向?(グラフ)
最安 $ 10 (2009/9)
最高 $130 (2012/9)
フルサイズ デジ1 K-1が発売された影響でしょうか?
?価格が高騰しています なんと$150 ~>2016/7 時点
(2016/8追加)
価格差が凄いです!!
オールドレンズの人気が出て来た?ここ最近(2018/5月)値段高騰が・・・
綺麗な個体も減ってきてるような感じです。入手しにくくなってきてるのは気のせい?
1976年(昭和51年)12月に発売になった広角単焦点レンズ
発売当時の価格は32,000円(革ケース2,000円込み)だったそうです。
自分が購入した中古品は小ゴミの混入と若干のカビ発生+重~~く粘りの効いた
絞り羽根でジャンク品だった。
3枚撮りオートブラケットに追従できないくらい絞り羽根が粘ってる。
ほとんど、開いたままで閉まらない(開放測光なので)・・・ww..
(勝手に命名:絞りの~_納豆効果/_納豆現象)
内側レンズ面のプチプチ点シミ(油?)+動かしても、ゆっくり戻る、絞っても
開いたまま動かない絞り羽根、マウント部レバーをガチャガチャやるとちょっと動く・・
止まる、そんな状態でした。。
レンズキャップ+保護フィルター+リヤキャップが付属して千円以下で購入。
それなりのお買い得だったけど、状態は決して良くはない。
現状の所有清掃設備+机上装備+腕+技量ではバル切れしたレンズの修理は
できないのだから。
フロントリングを緩めて早速、分解掃除+手術開始。簡単に分解、良い設計です。
某参考ページ通り前から分解していく(途中写真省略:撮ってる余裕はありませんで。)
どちら様かは存じませんが、ありがとうございます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
更に分解してカビ生えガラス玉はカビキラーで漬け置き~洗浄
レンズ構成図(レビュー↑リンク)があるので裏表は間違えないで組立られると思う。
漬け置きの間に途中作業=>
絞り羽根は”魔法の粉”(*1)を少しずつ入れながら連動レバー動かしまくって、
ブロワー吹きの繰り返し粉を奥まで入れる・・(入っていってるのかな?)・・
畑中$子の歌ではないが「後ろから&前から・・・粉を入れる!」
ココだけ見るとなんか・・エロい!!
これを粘りがなくなるまで繰り返す。さほど苦戦することもなく意外と簡単に
30分位で絞り羽根動作復活!!!! 格段に動き&戻りが早くなった。
余計な粉は、屋外に出てカチャカチャしながらブロワーで吹く!裏表2-3分ずつで落ちるかな???
この時 => 空気中のゴミも入ります(ww)
レンズユニットを鏡胴に組む前に、絞りのみテストを・・・
~カメラに付けてオートブラケットテスト~
軽快に動く => 動作合格!!! 絞り羽根~完全復活。
ガラス玉もばらせるところまで分解して、エタノールで拭きあげ、
プチプチの油シミのようなシミも概ねキレイになった。
<考察>
私の手に渡ってくる前に誰かが、絞りが硬くなってCRC-556でも
隙間から吹いたのかな?? ダメになったと判断して→処分(~と思う)
絞り羽根にベタ~っと油が着いてた感じでした。
皆さんが嫌う油のニジミってもう少し軽いこんな感じなのでしょう?
我はMFレンズでピント環をグルグル回してピントを合わす運用はしない。
基本的には開放以外、撮りたいモノをレンズの”被写界深度”の中に
入れてしまう手抜きフォーカス(パンフォーカス)運用です。
デジタルな時代になって、枚数をたくさん撮っても失敗作は消せば良いので、
躊躇無くシャッターが切れます。
まぁ、これが“駄作”を多く生む要因ではあるのですが。
露出設定-0.5EVをセンターにして
±1.0EVで3枚のオートブラケット&RAWがいつも使う本気モードな撮り方です。
オーバーで白飛びした画像はどうにも加工のしようがありませんので、
アンダー気味な撮影は後から現像で明るさも追加できるのが良いと思うのです。
分解すると内部はあちこちベタベタでした!ピント環もスカスカに近いトルクがなく軽く、
途中のトルク抜け&カタカタしてる。
柔軟スプレーをかけてヘリコイドグリスに廻って油抜けしたのでしょうか?
ダメ元で作業すると以外に良い結果が待っていたりするのは楽しいものです。
ピント環のトルクは汚れと油を拭いてだいぶ残りのグリスでやや軽くなったけど、
個人的にはもっともっと重くしたい。
絞り羽根を全部バラしてアルコールで漬け置き洗浄して付着してる油を全て
流し取って組み直す強者~修復職人な匠や猛者も居るらしいけど。ここまではできません。
無水アルコール(火気厳禁)は静電気で着火するのでフリースとかを着ての
作業はデンジャラスx100
=>作業中、タバコを吸ってはいけません(断煙しましたので吸いませんが。)
以前、バラしたジャンクなレンズ何だっけ?
数十分悪戦苦闘したが絞り羽根は結局、元には戻せなかった。
=>ジャンク品 =>修復失敗 =>ゴミにしてしまった。
「失敗は成功の元」ではありません、失敗は失敗であり成功ではないのです。
「カエルの子はオタマジャクシ」であり蛙ではないのです。
この時は、”魔法の粉使用修復技法”を知らなかっただけですけど。
今、思うと惜しいことをしました。
漬け置き完了~レンズ拭いてカビ退治、中性洗剤で洗い流して乾燥~
~レンズクリーナー&界面活性剤コーティング
~>組立て ・・・> 内部のカビ/ホコリも取れて綺麗になった。
ほとんどお金を使わないで半日、節約+暇つぶしができて、
使用不能なジャンク品が素人が使うには充分な実用品になりました。
お買い得で納得のまぁまぁな成果でした。 =>レンズ沼に注意
でも、新品で高級品は持ってないし必要ないと思う。
高額な機材を買ったとしても、写真が上手くなったわけではないのだから。
(前面アップ)撮影時、前玉表面にちょっと小ゴミがあったけどご愛敬。
これはハンドブロワーで取れました。 レンズシリアル部ブラシ画像処理~目隠し
回転式MFズームレンズは深度幅メーターが無いのはあまり好きではありません。
直進ズームは”被写界深度カーブ表示”があったりしますのでこれがまた便利ですね。
カメラ設定は「絞り優先AE」 レンズの被写界深度モードを使えば
いちいち、ピントリングをグルグル回さなくても1.5m~∞(無限遠)まで
ピントが合う(概ね)のです。
場合によって、グルッと回して前ピンで合わせれば背景がボケることでしょう。
そうなると、不用意に動かないようにもう少しピント環は重くした方がイイですね。
次回バラすとき、硬い粘度の重いグリスをヘリコイドギヤに入れるしかない。
=>次回の”宿題その1”ということで。
AFモーターをギーギー使わないので超節電運用が可能なのが深度が深いレンズは
ステキです、すばらしいです、何よりバッテリー長持ち。=パンフォーカス(ディープフォーカス)
(所詮マニュアルフォーカス・レンズ = AFは動かない、使えないのだから)
実際に撮ってみると・・・無限遠が合ってなかった。
目をコスリたくなるくらい、撮れた写真は遠景がボワっとしてる。
廻しきると無限遠がピント環2mm位オーバーシュートで合ってない。
無限位置(∞)手前2mmで無限遠合焦して廻しきってややずれる。
(ダメじゃ!!)
これはもう一度バラして無限遠の調整をしないと。。
ピント環固定ねじを緩めてフリーにし2mmピント環をズレてるほうとは
反対にズラすだけ(のはず)。
(方法は簡単↑神解説ページに記載されています)
=>宿題その2
smc(スーパーマルチコート)を冠してるレンズですが逆光にはメチャ弱い(感じ)。
カビキラーの浸け置きでコーティングが剥がれたかな?
(40年前のレンズだし太陽直な、この逆光ではやはり無理か!酷なのか!)
まぁ、素人の遊びなので、この程度で良いのです、思ったよりイイ、広角な写りです。
このK-7だって”カメラのキタ&ラ”で買ったファインダーゴミ入り格安中古品。
でも純正バッテリーが2個付属でした。
非純正なCHINA製バッテリーグリップは新品で入手してダブルバッテリーで正常動作!
ファインダーのゴミは写りに影響はない。
チョット絞ってやればなかなかの画がでますね。発色もイイ感じです。(F11/順光)
中古オールドレンズで安く遊ぼう。
どのみち、このカメラより更にお高い最近のAF単焦点レンズなんて
現財政では射程距離には入らない。
順光~曇天でとても発色が良いと思います、これで充分ですね、
ジャンクなら千円くらいで買えるし、掃除して油を入れ直して実用品になる。
高額な機材でステキな写真が撮れるとは限らないし安価な機材でも
ステキな写真は撮れる可能性を秘めている(~と思う)
どこかで書いてあった”三高カメラマン”を思い出します。
「高額、高機能、高齢」軽乗用車が新車で買える位の機材を使い、、、
緑ダイヤル=フルオートで排水管のような太くて長いレンズを付けてサクラや梅を撮ってる。
勘違いなのですね高額な機材を購入しても腕が上がった訳では無いのですから。
無限遠はそのうち直そう。(いつになるだろう??)
しばらくこのまま付けっぱなしでいい。
ピント環2mmオーバーシュートなクセが分かれば直すまではそれだけずらせば良いだけ。
ギーギーAF合焦タイムラグ無しで1.5m~∞ドンピシャで振り回せるのは便利&快感!!
振りながら流し高速連写も可能で面白い写真も・・・(今のところお見せできる物はナシ)
F11位まで絞ると更にシャープに写る。被写界深度も増し増しで尚可!
smc PENTAX-M 1:2.8 28mm 今回の購入価格 千円足らずのジャンク品ですが、
使えるようになってなかなかの良いレンズだと思います。
お手入れして治ったせいもありお気に入りの1本に仲間入り。
40mm/F2.8「パンケーキレンズ」ほど薄くないですが、それに近い。
写真も撮れるボディーキャップ代用短レンズとしていつでも待機させておこう。
こんな、短いお手軽MFレンズが欲しかったのです。
*宿題 = 備忘録として記載
最後まで読みにくい文章をお読み頂きありがとうございました。
「絞り羽根解体~修復不能な例もあり失敗は失敗であり、決して成功の元ではありません」
~と、打者(キーボートを打ってる者=筆は使ってないので筆者ではない)は思います。
<追加2>
レンズ分解のためこんな工具があると便利です。
入れすぎても堅くなってしまうのでしばらく様子見とします。
この”オーバーシュート”はあっても良い物であり無ければならないもの、と
あるサイトに記載がありました。
これは総じて「オーバーインフ」というらしい。。
*インフ = インフィニティ(無限)
その記事を読んでなるほど納得しましたのでここに簡単ですが追記します。
「ずれてる理由」はレンズ自体の温度収差を吸収するためにあるのだそうです。
夏と冬の温度差でガラスの膨張-収縮で微妙に距離感が変わるのだそうです。
10群13枚とか、多くのガラスレンズを使ってるのは収差が大きくなる
ものと推測されますが・・・
AFレンズにおいてはモーターの負荷軽減=遊びが無いとダメなのだそうです。
AF動作で無限(または最短)を合わせに動いて合った瞬間に制御が止まっても、
行き過ぎて止まる~ちょっと戻って止まる。
AFの迷いは遊びがあるため、無いと内部ギヤの欠損やモーター破損に繋がるため
必ずあるとのことでした。
製造するにしてもカリカリな遊び無し状態には製産できないでしょう。
夏にピッタリに合わせておいても冬に使うと∞遠が合ってない~またはその逆など。
冬に持ち出して∞遠が合っていないとイヤなので、オーバーシュートを復元。
従いまして、もう一度バラし∞遠のズレを戻してピント環ギヤへ更にグリス追加を
実施するべく分解&調整・・・
グリスは120°の角度で概ね楊子の頭、1個分程度ずつ3箇所へ塗布しました。
使ってるウチにジワジワと広がっていけば良いと思います。
ピント環~更に堅くなりました。 イイ感じになってきました。
グリス例
以上、お詫びして訂正、追加させて頂きます。
中古販売価格平均=$53.54(@2015/4 今後、変動する場合が有ります)
2015/1月現在$60 値上がり傾向?(グラフ)
最安 $ 10 (2009/9)
最高 $130 (2012/9)
フルサイズ デジ1 K-1が発売された影響でしょうか?
?価格が高騰しています なんと$150 ~>2016/7 時点
(2016/8追加)
価格差が凄いです!!
オールドレンズの人気が出て来た?ここ最近(2018/5月)値段高騰が・・・
綺麗な個体も減ってきてるような感じです。入手しにくくなってきてるのは気のせい?
1976年(昭和51年)12月に発売になった広角単焦点レンズ
発売当時の価格は32,000円(革ケース2,000円込み)だったそうです。
自分が購入した中古品は小ゴミの混入と若干のカビ発生+重~~く粘りの効いた
絞り羽根でジャンク品だった。
3枚撮りオートブラケットに追従できないくらい絞り羽根が粘ってる。
ほとんど、開いたままで閉まらない(開放測光なので)・・・ww..
(勝手に命名:絞りの~_納豆効果/_納豆現象)
内側レンズ面のプチプチ点シミ(油?)+動かしても、ゆっくり戻る、絞っても
開いたまま動かない絞り羽根、マウント部レバーをガチャガチャやるとちょっと動く・・
止まる、そんな状態でした。。
レンズキャップ+保護フィルター+リヤキャップが付属して千円以下で購入。
それなりのお買い得だったけど、状態は決して良くはない。
初めて買ったペンタックス純正 短(単)焦点マニュアルフォーカスレンズです。
(単焦点&短焦点AFレンズはお高いので我が財政では駆逐射程範囲外です)
(単焦点&短焦点AFレンズはお高いので我が財政では駆逐射程範囲外です)
7群7枚構成でガラスの貼り合わせが無いので”バル切れ”が起きないのはイイ。
できないのだから。
フロントリングを緩めて早速、分解掃除+手術開始。簡単に分解、良い設計です。
某参考ページ通り前から分解していく(途中写真省略:撮ってる余裕はありませんで。)
どちら様かは存じませんが、ありがとうございます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
更に分解してカビ生えガラス玉はカビキラーで漬け置き~洗浄
レンズ構成図(レビュー↑リンク)があるので裏表は間違えないで組立られると思う。
漬け置きの間に途中作業=>
絞り羽根は”魔法の粉”(*1)を少しずつ入れながら連動レバー動かしまくって、
ブロワー吹きの繰り返し粉を奥まで入れる・・(入っていってるのかな?)・・
畑中$子の歌ではないが「後ろから&前から・・・粉を入れる!」
ココだけ見るとなんか・・エロい!!
これを粘りがなくなるまで繰り返す。さほど苦戦することもなく意外と簡単に
30分位で絞り羽根動作復活!!!! 格段に動き&戻りが早くなった。
余計な粉は、屋外に出てカチャカチャしながらブロワーで吹く!裏表2-3分ずつで落ちるかな???
この時 => 空気中のゴミも入ります(ww)
レンズユニットを鏡胴に組む前に、絞りのみテストを・・・
~カメラに付けてオートブラケットテスト~
軽快に動く => 動作合格!!! 絞り羽根~完全復活。
ガラス玉もばらせるところまで分解して、エタノールで拭きあげ、
プチプチの油シミのようなシミも概ねキレイになった。
私の手に渡ってくる前に誰かが、絞りが硬くなってCRC-556でも
隙間から吹いたのかな?? ダメになったと判断して→処分(~と思う)
絞り羽根にベタ~っと油が着いてた感じでした。
皆さんが嫌う油のニジミってもう少し軽いこんな感じなのでしょう?
我はMFレンズでピント環をグルグル回してピントを合わす運用はしない。
基本的には開放以外、撮りたいモノをレンズの”被写界深度”の中に
入れてしまう手抜きフォーカス(パンフォーカス)運用です。
デジタルな時代になって、枚数をたくさん撮っても失敗作は消せば良いので、
躊躇無くシャッターが切れます。
まぁ、これが“駄作”を多く生む要因ではあるのですが。
露出設定-0.5EVをセンターにして
±1.0EVで3枚のオートブラケット&RAWがいつも使う本気モードな撮り方です。
オーバーで白飛びした画像はどうにも加工のしようがありませんので、
アンダー気味な撮影は後から現像で明るさも追加できるのが良いと思うのです。
分解すると内部はあちこちベタベタでした!ピント環もスカスカに近いトルクがなく軽く、
途中のトルク抜け&カタカタしてる。
柔軟スプレーをかけてヘリコイドグリスに廻って油抜けしたのでしょうか?
付着した油を吸い取り紙と綿棒で応戦、届く所に綿棒潰して奥まで突っ込んで拭いていく、
綿棒を数本使い時間のかかる作業です。
綿棒を数本使い時間のかかる作業です。
ダメ元で作業すると以外に良い結果が待っていたりするのは楽しいものです。
ピント環のトルクは汚れと油を拭いてだいぶ残りのグリスでやや軽くなったけど、
個人的にはもっともっと重くしたい。
絞り羽根を全部バラしてアルコールで漬け置き洗浄して付着してる油を全て
流し取って組み直す強者~修復職人な匠や猛者も居るらしいけど。ここまではできません。
無水アルコール(火気厳禁)は静電気で着火するのでフリースとかを着ての
作業はデンジャラスx100
=>作業中、タバコを吸ってはいけません(断煙しましたので吸いませんが。)
以前、バラしたジャンクなレンズ何だっけ?
数十分悪戦苦闘したが絞り羽根は結局、元には戻せなかった。
=>ジャンク品 =>修復失敗 =>ゴミにしてしまった。
「失敗は成功の元」ではありません、失敗は失敗であり成功ではないのです。
「カエルの子はオタマジャクシ」であり蛙ではないのです。
この時は、”魔法の粉使用修復技法”を知らなかっただけですけど。
今、思うと惜しいことをしました。
漬け置き完了~レンズ拭いてカビ退治、中性洗剤で洗い流して乾燥~
~レンズクリーナー&界面活性剤コーティング
~>組立て ・・・> 内部のカビ/ホコリも取れて綺麗になった。
ほとんどお金を使わないで半日、節約+暇つぶしができて、
使用不能なジャンク品が素人が使うには充分な実用品になりました。
お買い得で納得のまぁまぁな成果でした。 =>レンズ沼に注意
でも、新品で高級品は持ってないし必要ないと思う。
高額な機材を買ったとしても、写真が上手くなったわけではないのだから。
これはハンドブロワーで取れました。 レンズシリアル部ブラシ画像処理~目隠し
回転式MFズームレンズは深度幅メーターが無いのはあまり好きではありません。
直進ズームは”被写界深度カーブ表示”があったりしますのでこれがまた便利ですね。
直進ズーム例 |
<レンズ赤文字@ピント環&絞り環>
この絞り位置(F8)+ピントダイヤル(3m:赤◈マーク位置)の設定で、カメラ設定は「絞り優先AE」 レンズの被写界深度モードを使えば
いちいち、ピントリングをグルグル回さなくても1.5m~∞(無限遠)まで
ピントが合う(概ね)のです。
場合によって、グルッと回して前ピンで合わせれば背景がボケることでしょう。
そうなると、不用意に動かないようにもう少しピント環は重くした方がイイですね。
次回バラすとき、硬い粘度の重いグリスをヘリコイドギヤに入れるしかない。
=>次回の”宿題その1”ということで。
AFモーターをギーギー使わないので超節電運用が可能なのが深度が深いレンズは
ステキです、すばらしいです、何よりバッテリー長持ち。=パンフォーカス(ディープフォーカス)
(所詮マニュアルフォーカス・レンズ = AFは動かない、使えないのだから)
目をコスリたくなるくらい、撮れた写真は遠景がボワっとしてる。
廻しきると無限遠がピント環2mm位オーバーシュートで合ってない。
無限位置(∞)手前2mmで無限遠合焦して廻しきってややずれる。
(ダメじゃ!!)
これはもう一度バラして無限遠の調整をしないと。。
ピント環固定ねじを緩めてフリーにし2mmピント環をズレてるほうとは
反対にズラすだけ(のはず)。
(方法は簡単↑神解説ページに記載されています)
=>宿題その2
smc(スーパーマルチコート)を冠してるレンズですが逆光にはメチャ弱い(感じ)。
カビキラーの浸け置きでコーティングが剥がれたかな?
(40年前のレンズだし太陽直な、この逆光ではやはり無理か!酷なのか!)
まぁ、素人の遊びなので、この程度で良いのです、思ったよりイイ、広角な写りです。
このK-7だって”カメラのキタ&ラ”で買ったファインダーゴミ入り格安中古品。
でも純正バッテリーが2個付属でした。
非純正なCHINA製バッテリーグリップは新品で入手してダブルバッテリーで正常動作!
ファインダーのゴミは写りに影響はない。
チョット絞ってやればなかなかの画がでますね。発色もイイ感じです。(F11/順光)
中古オールドレンズで安く遊ぼう。
どのみち、このカメラより更にお高い最近のAF単焦点レンズなんて
現財政では射程距離には入らない。
順光~曇天でとても発色が良いと思います、これで充分ですね、
ジャンクなら千円くらいで買えるし、掃除して油を入れ直して実用品になる。
高額な機材でステキな写真が撮れるとは限らないし安価な機材でも
ステキな写真は撮れる可能性を秘めている(~と思う)
どこかで書いてあった”三高カメラマン”を思い出します。
「高額、高機能、高齢」軽乗用車が新車で買える位の機材を使い、、、
緑ダイヤル=フルオートで排水管のような太くて長いレンズを付けてサクラや梅を撮ってる。
勘違いなのですね高額な機材を購入しても腕が上がった訳では無いのですから。
無限遠はそのうち直そう。(いつになるだろう??)
しばらくこのまま付けっぱなしでいい。
ピント環2mmオーバーシュートなクセが分かれば直すまではそれだけずらせば良いだけ。
ギーギーAF合焦タイムラグ無しで1.5m~∞ドンピシャで振り回せるのは便利&快感!!
振りながら流し高速連写も可能で面白い写真も・・・(今のところお見せできる物はナシ)
F11位まで絞ると更にシャープに写る。被写界深度も増し増しで尚可!
smc PENTAX-M 1:2.8 28mm 今回の購入価格 千円足らずのジャンク品ですが、
使えるようになってなかなかの良いレンズだと思います。
お手入れして治ったせいもありお気に入りの1本に仲間入り。
40mm/F2.8「パンケーキレンズ」ほど薄くないですが、それに近い。
写真も撮れるボディーキャップ代用短レンズとしていつでも待機させておこう。
こんな、短いお手軽MFレンズが欲しかったのです。
*宿題 = 備忘録として記載
最後まで読みにくい文章をお読み頂きありがとうございました。
<追加> (*1)
ココで使ってる”魔法の粉”は、鋭利なカッターで削るHB位の鉛筆芯の粉です。この粉(鉛筆芯削り)のご使用は自己責任で実施してください、
「過ぎたるは及ばざるが如し!」 入れ過ぎにも注意が必要かと思います。
実施の際は加減を見ながら少しずつやっていくことを当方の経験則から記載します。
「絞り羽根解体~修復不能な例もあり失敗は失敗であり、決して成功の元ではありません」
~と、打者(キーボートを打ってる者=筆は使ってないので筆者ではない)は思います。
全て自己責任。何が起きても当方では一切その責任を負いません。
<追加2>
レンズ分解のためこんな工具があると便利です。
<5/2追加>
無限遠 : ピントリング2mmズラして調整 完 → ∞遠 合致
ピント環 : シリコングリス微量注入 ~ やや重くなったけど、入れすぎても堅くなってしまうのでしばらく様子見とします。
<5/5追加> お詫びと訂正
== ∞遠のズレ、→ オーバーシュートについて ==この”オーバーシュート”はあっても良い物であり無ければならないもの、と
あるサイトに記載がありました。
これは総じて「オーバーインフ」というらしい。。
*インフ = インフィニティ(無限)
その記事を読んでなるほど納得しましたのでここに簡単ですが追記します。
「ずれてる理由」はレンズ自体の温度収差を吸収するためにあるのだそうです。
夏と冬の温度差でガラスの膨張-収縮で微妙に距離感が変わるのだそうです。
10群13枚とか、多くのガラスレンズを使ってるのは収差が大きくなる
ものと推測されますが・・・
AFレンズにおいてはモーターの負荷軽減=遊びが無いとダメなのだそうです。
AF動作で無限(または最短)を合わせに動いて合った瞬間に制御が止まっても、
行き過ぎて止まる~ちょっと戻って止まる。
AFの迷いは遊びがあるため、無いと内部ギヤの欠損やモーター破損に繋がるため
必ずあるとのことでした。
製造するにしてもカリカリな遊び無し状態には製産できないでしょう。
夏にピッタリに合わせておいても冬に使うと∞遠が合ってない~またはその逆など。
冬に持ち出して∞遠が合っていないとイヤなので、オーバーシュートを復元。
従いまして、もう一度バラし∞遠のズレを戻してピント環ギヤへ更にグリス追加を
実施するべく分解&調整・・・
グリスは120°の角度で概ね楊子の頭、1個分程度ずつ3箇所へ塗布しました。
使ってるウチにジワジワと広がっていけば良いと思います。
ピント環~更に堅くなりました。 イイ感じになってきました。
グリス例
粘度が何種類かあります。1本有ればレンズメンテのみなら生涯使えるでしょう~。
違うのを買って、レンズ沼の淵を歩いているお仲間とシェアしてもいいかと思います。
針無し注射器にでも小分けして入れれば非常に便利です。
以上、お詫びして訂正、追加させて頂きます。
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